栃木東部 高倉山(501.5m) 2015年2月21日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 17:00 車道終点−−17:03 林道−−17:21 斜面取付−−17:31 高倉山−−17:38 林道−−17:58 車道終点

場所栃木県那須郡那珂川町
年月日2015年1月21日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場車道脇に駐車
登山道の有無造林用林道あり(車走行不能)
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント道近くに車道が通っているのでそこまで車でアプローチしようとしたが、選んだ車道は途中で廃道化、山腹を巻く林道を目の前にして歩きに切り替えた。おかげで帰りは暗くなってしまった。林道から山頂まで造林用の仮設林道ができていたが、キャタピラ付きの重機でないと走行は不可能。山頂部は平坦で樹林で展望なし




車道終点に駐車 地図では上部の林道につながっているはずだがこの先は廃道
上部の林道。非常にいい道 右の造林用林道を上がった
林道を進む。キャタピラ付き重機でないと通行不能 まだ林道が続く
石尊山山頂。ほぼ山頂まで林道だった 三角点は雪に埋もれていなかった
3D標識 山頂標識
林道に戻る。既に薄暗い 車に戻る頃には真っ暗に


 高倉山は山頂直下まで林道が伸びている山であり、これを使えば短時間で登れそうな山だ。ただし今の時期は積雪や凍結の可能性があり、できるだけ南側からアプローチできるルートが望ましい。地形図を見ると花立峠西側の集落から林道に上がる道があり、ここが一番確実と判断した。

 もう日没までそれほど残っていない時間だが、短時間で登れるなら問題なかろうと車を走らせる。車道は最後の方は細く急な坂道だったが南向きの開けた場所で雪は皆無だった。しかし想定外の出来事が。なんとこの車道はすぐ上部の林道につながっていなかったのだ! 正確にはつながっているのだが、最後の200mくらいの区間が廃道化していて車の通行は不可能な状況だった。すぐ上には林道のガードレールが見えているのだが・・・。車で移動して別のルートから林道に入ることも可能だが、それには大きく東へ回り込む必要があり時間がかかり真っ暗になってしまうだろう。しかたなくここから歩くことにした。カーナビによると尾根取付まで2km弱、往復4,50分かかるだろうから帰りは真っ暗かな。

 車道終点に続いて西側に藪が生えた廃車道が続くのでそれを歩く。途中でヘアピンカーブで折り返して登ると舗装された広い林道に出た。林道側から見ると今まで歩いてきたところが元車道だったとは思えない様相。一応、車止めが立っているがその必要性は皆無だろう。

 しばし林道歩き。日陰は雪が残って圧雪された轍はツルツルに凍っているので、轍を避けて雪の上を歩くようにする。林道はおおよそ水平移動で谷や尾根の出っ張りや引っ込みどおりに道が付いているので意外に距離がある。日没の時刻を過ぎて空は徐々に明るさを失っていく。

 林道が山頂から南西に下る太い尾根を回り込んだところで尾根上に通じると思われる林道を発見。ただし造林で使用した後は車が入れないよう入口には丸太が置かれ段差ができていた。歩く分には全く問題なし。予想通りこの廃林道は南西尾根に上がっていくが、途中には数個所、わざと林道を横断するような深い溝が掘ってあり、キャタピラの重機でないと通過できないようになっていた。

 尾根上に出ると溝は無くなって普通の林道になり、そのまま尾根直上に林道は続く。まさかとは思ったが山頂までこの状況が続いてしまい、山頂の真横まで林道歩きだったのは想定外だった。

 林道の右側の平坦地が高倉山山頂で薄い残雪に覆われていた。三角点は雪に埋もれているかと思ったが、頭だけ雪面に出ていたので無事発見できた。ここも3D標識が生き残っていた。他に黒羽山の会の標識、それにR.Kさんの標識。ぐるっと樹林に囲まれていて展望は無かった。

 もう暗くなり始めているのでのんびりできない。写真だけ撮影して下山開始。帰りも林道歩きだから真っ暗になっても大丈夫だが。舗装された林道に出るとヘッドランプを頭に準備して歩き出す。予想通り林道歩きの真っ最中に真っ暗になってしまった。

 車を置いた車道終点につながる廃道入口を見落とさないよう注意しながら進んで車止めを無事発見、車に戻った。

 

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